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日向の匂いがする 風のない
憂鬱な時間 絶望の予感の間に
新緑が すべりこんでくると
君の 声が わずかにゆがむ
笑い声も 遠くなる
ほのかな甘い ひとときの
強制的に 手に入れた余暇
回りながら 落ちる予感
過ぎた はずの 朝の余波
名残惜しそうに振り返る
胸に 名残はなくともわざと
悲しみを誘い同情を得る
長くは続かないと知っている術
優越感と自負の末に
手に入れたのは孤独か孤高か
傷口を 抉るように突き刺さる光は
目を細めてもまぶしすぎて
どうしてもまっすぐ歩けないなら
どうしてもまっすぐ歩けないから
寄り道を 繰り返し省みる
涙を流すその裏側で
平衡感覚を失っただけの
代償を手に入れたのか


君のそのぼやけた視界に
赤いインクを垂らすような
残酷な言葉を投げかけても
無反応な理由を掴めた時には
きっと手遅れなんだと
そう 気づいているのだ




07.4.21