すぐに朝がくるから
平気 たぶん


寂しいを知らない
どうしたって一人なの
心は簡単に動かせない
薄い膜に覆われてるから
それ以上近づかないで


風の流れる方に向かって歩く
君の後ろに立つ
追いかけないよ
その背中は誰のものでもない


横たわるガラクタは
言葉を探しながら目を閉じた
さようならの意味は知ってる
抱えている答えも きっとそこにある


風の流れに沿って歩く
君とは背中合わせ
振り返らないよ
そこに求めるものはない




06.10.16