湿った風
窓開けて
走り抜け


ガソリン満タン
財布の中なんて
気にしないで
さあ


湿った風
切り裂いて
遠くまで


大声で歌え
歩行者なんて
気にならないよ
なあ


どこまでも行くんだ
あの山の先に何もないなら
もっともっと先へ




06.10.4