ゆらめきながら近づいてくる
通り過ぎて忘れ去る
時間の余裕
気持ちの変化
手に入れたいものはいくつかあるが
なくてもかまわない
諦めじゃなく
わがままと責任の追求
なすりつける対象を避ける
慰めてくれた君の指先は
針先のように冷たい
忘れたいと言いながら繰り返すのならば
硝子の靴をはいて踊れ
ヒールが砕け散るまで
アコーディオンを弾いている男が
その意味をいつか教えてくれるさ





06.1.9