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  “It”
現実的に生きることを強いられたソレは
雨の中をみすぼらしく歩き回る
見つけた答えは儚く散るがゆえ
美しく愛しい


その前に姿すら見せない
君はその目的を果たすべく
壊せるものならやってみろ
魅せてくれよと拍車をかける
無責任な物言い降りかかる
うずくまる夜な夜な


長生きする気は毛頭ない
どこまでも行ってやるつもり
限界が見えるまでは
繰り返す振り返るだけで
鼓動よりもわずかに速いリズムが
後ろから詰め寄ってくる


この先は壁ばかりだから
最初から打ち抜く
問題も見て見ぬ振りして
のっけから飛ばしてやる
生きているからと
律するたびに不甲斐なさ


本当は逃げているだけだなんて
そんなこと
言われなくても分かっている
現実的に生きることを強いられたソレは
現実を見いだせないまま

形のないものを具現化することを夢見て
意味のない言葉を綴る


生き続けていることが
蝕んでいくのです
体も脳も今は浸食されてしまった
このままとけて何もかも残さずに
消えられたら美しくなれるのか


明暗ほどはっきりしない存在
灰色ほどぼやけていない思考
認めたくない自意識
花を食べるその生き物
ソレが私でしょうか




05.11.6