ほどけていく躰
目の前に差し出されたものは


痛みとともに流れていく記憶
かさぶたを剥がす
消えていく赤い傷
あなたの痕跡


唇を噛む
血が滲んでも
あなたは帰っては来ない


わたしひとり
言葉も失う




03.9.25